ハイカ- 若山牧水

    枯草に腰をおろして
          取り出す参謀本部
               五万分の一地図 枯野の旅 (樹木とその葉)1932年 春陽堂文庫

    参謀本部の二十萬分のを買って来る。更に五萬分のを幾枚か求めてくる。
                  利根の奥へ 「牧水紀行文集」 昭和8年 改造文庫

酒と旅のイメ-ジの牧水の紀行文を読むとしばし地図の話しがでてきます。新聞社や雑誌などの依頼で書かれたようですが、    飲めて書けて歩けた幸せ者

短歌同人詩『創作』創作社の社友を訪ねて飲み交わす光景は、掲示板の管理人が全国を回り、
ネット上の知り合いとオフ会を催すのと同じような感じを受けます。相手にしてみれば 

           《牧水》と歌の話しができて酒を飲めるのはさぞ感激だったでしょう
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           コンタックスG1 リバ-サル時代のプリントをスキャン 10年前

 茶店(秩父町)を出たのは十時半であった。峠を越えて七里の道を行く、かなり健脚ですね
妻坂峠の頂上に出ることができた。時計は三時だった。道程は詳しく書いていないので想像

すると秩父町~宇根~下ノ丸山~武甲山~シラジクボ~寺跡~子持沢~大持沢~妻坂峠
でどうでしょう?妻坂峠から名栗川沿いに歩き、現在の(大松閣・当時は名栗館)についたのは

午後七時 翌日は小沢峠から多摩川に出るはずだったが足も痛いので飯能にでる事にした。
                                               渓より渓へ
筆者は名郷~鳥首峠~ウノタワ~名郷~諏訪橋 ウノタワから降りて妻坂峠の道と合流する
            山中~諏訪橋まで牧水と同じ道を歩いた事になった。06年10月

by takigoyama | 2006-11-20 16:12 | 覚え書き | Trackback | Comments(0)