僕らの前には道がない(鹿留山)

林道の進捗が尾根末端からの登りの楽しみ半減したように、林業の衰退も尾根の荒廃を招いて
いるようです。林道に開削された尾根の続きには、気合いを入れなければ取り付けない密藪
が篤志家?の進入を拒否しています。でもここまで来たら尻尾を巻いて帰えれません
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  何処まで行くのと見つめる。ワンちゃんのお家まで最寄り駅からタクシ-2570円
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今から考えると多分この時の切り開きが無ければ、ゲイムオバ-で計画の遂行も難しかった
900m付近で林道に再度出会う、ここから1024mまではジャングルの世界です。樹木には
ピンクテ-プが巻かれていて内緒の楽な道の存在を感じさせていますが甘えさせてくれません
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1100m過ぎての、急登も腐葉土タップリの広尾根に緑の涼風がそよぎ疲れを癒してくれます。
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東京オリンピックの年に飲んだペプシコ-ラは薬臭いだけの印象でした。35円だったかな
道が緩くなった1400m~鹿留山の林相は苦しい登りを慰謝されあまりある物がありました。
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この時期昼食で立ち止まればアブの襲撃には刺されないように注意しても(糠蛾)の多勢に
無勢では勝負があったも同然です。案の定翌日は擦り傷と虫刺されで腕はカイカイ状態です。
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                                        クサタチバナ
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                                        グンナイフウロ
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                                        タチカメバソウ
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                                        タカネグンナイフウロ
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                                        エゾノタチツボスミレ
鹿留山~杓子山はミニお花畑 そのほかキンポウゲ、ユキザザ ベニバナツクバネウツギ
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   鹿留山のブナは外せませんね 同意を求めなくてもみなさん写していますよね
半分は歩いてけどここからみつとうげ駅までも長い富士を眺める山(杓子山)から北に
倉見山に向かう山道に騒ぎ出す前の緑に、鮮やかなオレンジな山ツツジが色を添えています。
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中央線車内に湧きだしていたハイカ-はどちらのお山に行かれたのでしょうか、杓子山でも
僕らだけで、一日誰とも会いませんでした。チリジリバラバラ静かな山にお出ましでしたか?
この辺りはお花が多いわササバのギンチャンも10本ばかり鑑賞なかにはこんなのも
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                                       オオバウマノスズクサ
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お帰りはここから北に進みます。出だしは広尾根で踏み後も定かではありませんが
狭まってくると明瞭になります。やがて尾根と言うより落ち葉が堆積した雨溝の中を
歩くようになり、植林帯を坦々と下りログハウスの家が見えだして長歩きのゴ-ルを迎えました。
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                                   気持ちの良い尾根
                                
                                 

by takigoyama | 2006-06-18 22:24 | ハイキング | Trackback | Comments(2)

Commented by komado at 2006-06-22 00:13 x
ヌカガ、私も倉掛山でランチ中に20箇所以上やられました。こやつはなぜかかなり後から痒くなってくるんですよね。

そおいやタカネグンナイフウロって低山でも咲くのですね。今まで何も考えずにただの郡内にしていたので今シーズンはきっちり調べてみよう。鹿留北面のあのブナ林にも久しくあっていません。
Commented by takigoyama at 2006-06-22 18:15
色の褪せた奴があるなと勘違いしてしまうほど濃紫の方が目立ちました。
W○さんが天然の(ク)だとか(マ)を見たコ-スと一部同じだったもので

あわよくばとキョロキョロしたけどそうは甘くないですね

オオバウマノスズクサは倉見山で再会しました。鞍馬天狗の覆面に似た
タンザワオオバウマノスズクサあると最近知りました。