バスで登る山
養蚕の季節に数馬峠から花盛りの郷原に降りた田部重治氏は、親切なお神さんに昼飯をごちそうになり、木暮理太郎氏と大羽根峠・鶴峠を越えて小菅川にでて川野から雲取山に登っています。
上野原から延長したバスは鶴峠~小菅の湯~松姫峠(1250m)まで運んでくれます。
鶴峠(850m)から奈良倉山に登ろうと水を向けても色好い返事がありません時間やお金より楽
な人にはかないません鶴峠9:33(?1120円)松姫峠10:13(1380円)
ここまでくれば(奈良倉山・1349m)標高差100m登ったも当然もちろん林道歩きです。
初戸あたりでは、植林と自然林のパッチワ-クの中で山桜が点灯して騒がしいほどの春も
ここまで上がると赤ちゃんのコブシのような新芽も枝先には生まれていません冬とも言えず
光には春の色もまじらい端境期の季節でした。
座席、窓枠のパネルは木製 これで許そう 白沢峠とはロケ-ションが悪いけど、出物だと思う
行った道を帰る。後ろ姿が見えなくても安心 行きと帰りでは見える物が違うからわりと好きだな
松姫峠に戻り鶴寝山を目指す。花はカタクリ、ナガバノスミレサイシン、エイザンスミレと少ない
茅の原野で闊達な見晴よき場所である別名小永田浅間と呼ばれ、(田島本)南は伐採されて
います。三っ峠のアンテナは見えましたが、富士は雲の中でした。
富士急と小菅村の企て(いい意味でね)に早々と乗り一足二足先に歩いてみたが、新樹、万緑
の頃はさぞやと思わせる。林相いいですね、風も水も緑に染まる頃もう一度歩きたい
トチノキ
ブナの赤ちゃん
ワサビ田沿いの道を下る
ツルネコノメソウ
ヒゲネワチガイソウ
鯉のぼり鹿倉山に登る
by takigoyama | 2006-04-24 13:24 | Trackback | Comments(7)
息子のは買ったが、自分のが欲しい、誰も買ってくれない・・・自分で買うものでもないだろう?この歳で!
動く鉄人28号やモデルガン、今更と言えない恨みがある?
ボディに駿河製紙の社名がありました。パルプの原材料の針葉樹を
搬出時に使ったトラックでした。次は木馬道を見たいな
通りすがりの者で失礼します。
駿河製紙と聞いてとてもなつかしくなりコメントしました。
私の父が務めていた会社で1975年に解散しています。
この廃トラックは松姫峠の近くにあるのですか?
できればセンチメンタルジャーニーをしたいと思いましてお尋ねしました。
よろしくお願いします。
林道と平行する残された(林道開削時)尾根道の中です。(注意)そのまま登山道を進むと見つかりません
林道尾根道林道尾根道と繰り返しながら進むとあります。
みゅんです。今日(8/26)現地に行って参りました。
ご指示通りに林道からそれて、奈良倉山に登る尾根道の
途中でトラックを見つけました。乗り捨てられたのが
32年前であるにもかかわらず荷台横の社名は明瞭に残っていました。
一面夏草の中でしたが、朽ちた枝木を一本一本取り除き
記念写真を撮影しました。この時期にこのような山を
登る人はいませんので、一人静かに父親が情熱を傾けた
証とゆっくり対話を楽しむことができました。
このような機会を与えてくださったtakigoyamaさんに
感謝申し上げます。