花は咲けども

石を愛した人だった山頂の標識より、確かな身元を証明する【石】にこだわり一等三角点より
ブッシュに埋もれた三等四等点を捜しまわる。ハイマツの中で見付けた天狗原山、藪に埋もれた
(点名・守矢山)三角点を救出できなかった諏訪の旅 黒法師のX三角点だけに登った山
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            御坂尾根を登り大岳小屋前での憩い 04年12月
  目的の山と尋ねられれば大日堂の蕎麦湯割りと答えて蕎麦粒山北尾根を下る。
バスを待つ間の峰谷酒場での語らいカラ沢尾根からノボリ尾根を下りたのは03年4月
里ではナシの花、榧ノ木尾根のヒゲネワチガイソウ、石尾根のオオカメノキの白い花が咲いていた
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追憶のフォルダ-を開けば、想い出と微笑むあなたがいる。数々の峠を越えて 藪に彷徨い 長い林道を共に歩き 道を捜し 季節の花に酔い 盃を酌み交わした日々を忘れない 合掌
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定年後はエアロビで体を鍛えて、山に出勤しているようだといわれるほど、家族に言われて
 年間100日を越すほどのあくなき山行は牧水のようです。歌と酒と旅を愛しましたね
 【汝(な)が夫(つま)は家におくな旅にあれば命光る人と言えども】 若山喜志子歌
                         

by takigoyama | 2006-03-11 17:46 | 覚え書き | Trackback | Comments(2)

Commented by komado at 2006-03-12 09:13 x
こ・・・これってあのNさん、ですよね
本当だとしたら 絶句。。。
Commented by takigoyama at 2006-03-13 13:11 x
寝静まった山小屋を起こさぬように抜け出して大倉尾根を登り
塔ノ岳で、凍ながら雲を染めるだけの初日の出を待ったのが
お別れになってしまいました。