人も山縮む 高尾:陣馬
人も加齢によって身長が縮むように山も、風雨による土砂流失や登山者に踏まれて低くなる山がありますね
明治21年測図同39年中央東線鉄道補測 大日本帝国陸地測量部2万分/1地形図 高尾山 601.6m
近くの景信山三角点は埋設は明治19年、高尾山の三角点も同じ時代に埋設したものでしょう
明治21年側図昭4年第三回修正側図 大日本帝国陸地測量部 5万分/1 上野原 600.3m
現在の三角点(599.15m)コンクリートの基礎で固められて保護石でガ-ドされているので低くはならないでしょう
陣馬の頂きは目に遮るもののない一面の萱戸で武甲相の群山に対する無類の展望台である
一日二日山の旅 河田 楨 大正12年
陣馬の頂上は一面の茅萱を以て蔽われた美しいy間であつて武・相・甲三州に蟠る諸山は皆一眸の裡に
集まってくる 山を行く 高畑 棟材 昭和5年
2009年9月
冬はどろんこ 2014年1月
2011年1月
現在は854.8 128年を経て-2mとは選点者もビックリでしょう 景信山の三角点は小屋の脇にあって
踏まれずに当時の標高のままだ
by takigoyama | 2014-01-26 17:38 | 覚え書き | Trackback | Comments(2)
陣馬山の三角点がこんなところにあったのですか?!
知りませんでした!
というか探して、探して、見つからず。
小屋の方にきいたら「この山にはありません」ときっぱり言われ鵜呑みにしておりました^^;
ありがとうございました!