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ハンゲショウ

おしろいを塗った「葉」で四萬六千日お暑い盛りでございます。(落語:船徳)を思い
出す、浅草観音の鬼灯市の【7月9日・10日】に参拝すると127年分の功徳が
あるという、そろそろ見頃と河川敷を訪ねてみた。花びらもなく、オシベとメシベ

でできている花は、こっちを向いてよばかり化粧の最中だった。今日も暑かった。
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サトイモ科 カラスビシャク《 別名・半夏・ハンゲ》球茎を干したものを半夏とよび
漢方でせき止めにするという。
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by takigoyama | 2005-06-26 20:16 | 自然 | Trackback | Comments(0)

この木なんのき

花序からカマツカに,似ているけど葉の縁が赤くない、生えている場所も違う
ガマズミ属の仲間ともちょっと「葉脈」の感じが違う、一瞬「ハイノキ」かなでも関東
には生えていない、脳内図鑑を検索してもピッタリするものが無い

今日は妻と「マッタリ山行」観察時間は充分ある単葉、互生、鋸葉、光沢なし
葉の先端が急に尖る。裏面葉脈の毛が生える。高さ3mぐらい、あとは自宅で
図鑑とにらめっこ、バラ科、スイカズラ科に振られて見当たらない

やっぱり第一印象が当たっていた。ハイノキ科【タンナワサワフタギ】だった
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図鑑は一冊あれば事が足りる物ではない、すべての情報を網羅されない
そんな言い訳で増えてしまう、というより収集癖 やっぱり本が好き

これもお初、なんだろう普段の忙しい山行では見逃してしまうが、今日は日頃の
鬱憤が晴らせる。(^^)纏まった花の付き方が特徴あるけど、図鑑で見た記憶が
ない、アレカと、爪でこすってみると緑色の内皮が現れた。当たり【青膚】だった。
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マンサクと似たネジネジの枝は (短枝)葉痕を数えれば、枝の年齢が分かるのか

by takigoyama | 2005-06-20 13:58 | 自然 | Trackback | Comments(0)

茗荷咲く

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                 花茗荷土の湿りに膝つけば  藤本 倶子
ちょっと足を踏み入れるには躊躇しそうな草むらの中で咲いていた。 伊豆
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                 俎に載せて子茗荷まだ切らず 後藤 比奈夫
山椒、茗荷、紫蘇 和物のハ-ブが好きだ、岳父は、東京から春まだ遠い木曽の
母に郵便で山椒を届けたそうだ、血を引いた妻は宝石より木の芽をおねだりする。
山椒味噌に佃煮、源蔵尾根で摘んだ山椒で今年もポイントを稼いだ

by takigoyama | 2005-06-15 18:43 | 自然 | Trackback | Comments(7)

大嵐山再訪

花を思えば山へ【ショウキラン】の記憶は大嵐山へと繋がる。では冬はどうすると
突っ込まれた事がある。樹木の枝葉を落としたフィル-ドにはオニグルミの羊顔
アブラチャンのアメリカンクラッカ-、トゲトゲ小僧のカラスサンショウの冬芽と葉痕

が通好みのアイテムが用意されている。沢沿いの道を注意深く探してみても
一期一会ならぬ一期花会だったのかピンクの鍾馗様は現れない。ではサンカヨウ
ツバメオモト、ムラサキヤシオがご機嫌伺いにお出ましする。ブナの林床に咲く

花達を育てる会津の懐の深さに冬の環境の厳しさを感じる。-20度に為ると聞いた
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                                    ムラサキヤシオ
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                                    イチヨウラン
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                                    ツバメオモト    

by takigoyama | 2005-06-12 19:51 | Trackback | Comments(0)

擬き

ギンリョウソウモドキて~ことは【まねっこ】本家の別名『ユウレイタケ』よりいいか
モドキのほうが見る機会は極端に少ない、落葉樹の森で人知れず咲くこっちが好き
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by takigoyama | 2005-06-07 23:50 | 自然 | Trackback | Comments(3)

河川敷

江戸川と中川に挟まれた低地には僅かに屋敷林が残るだけで、雑木林はない
林床の山野草には縁遠いフィ-ルドだが、河川敷には帰化植物の進入が著しい

5月21日行く手を阻むかのように、私の背後に回り込んで、幼鳥から目をそらす
パフォ-マンスに一瞬身が竦む、無事に巣立ったのか、【コバノオキジムシロ】

尋ねてみても、答えてはくれない、6日に順延と(石楠花尾根)なり河川敷に
パトロ-ルに出かけてみる。芦の草むらにムラサキの『キキョウソウ』

とは初対面だが、裂けた柱頭でキキョウ科と解る。ミゾカクシと同じですね
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by takigoyama | 2005-06-04 17:00 | 自然 | Trackback | Comments(6)

雲取山

六月のそぼ降る雨の中を長沢背稜を自分のリックの揺れる音にさえ一人驚き
ながら足早にたどり着いた東日原で見た鳥は、今でも火の鳥(アカショウビン)だと

思っている。田部重治さんの「霧の中に後山川谷から異様な、しかし音楽的な鳥の
鳴き声が聞こえた、ここではメンドロンとよばれ、雨のふる際に鳴く鳥だと言うことだ」

田部さん一文を思い出して、その長い嘴から【アカショウビン】と認識したが真紅色
の太い嘴は煙雨巻かれて見ることできなかった。登ってから読むか、読んでから

登るか雲取山の紀行文は数々ある。 頂上にはまだ参謀本部の三角櫓が
立っていたので私達はそれに登って存分にあたりを眺めた・・・ 田部重治氏

雲取山の頂上へ着いた頃は、うれしや空は全く晴れて、西北のほう、ひどく大きな
白石山こと、和名倉山の右手に雲海から、両神山のギザギザ・・中西悟道氏

芝浦沖には停泊中の七八隻の汽船が朝日に輝く海の上に・・・。田島勝太郎氏
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by takigoyama | 2005-06-04 10:15 | ハイキング | Trackback | Comments(0)

コ-ゲ(笄)

檜洞丸の西に大笄:小笄の目立たないピ-クがある。山姿から丸山や三角山など
は解りやすいがコ-ゲはどこからきたのがろうか、地形語を調べてもでてこない

木暮理太郎【皇海山紀行】は皇海山は『笄山』勢多郡ニ之ヲサク山と云うと郡村志
(明治12年)を引いている。スの【皇】これもチンプンカンプン漢和中辞典によると

【皇】きみ すめらぎ、天子などは山には結びつかないが、大きい ひろいの字義が
ある。明治21年追貝村の稿には、栗原川ハ「皇開山」間に発シ・・・古語辞典
アイヌ語辞典などに答えはなし、そんなので木暮さんの丸写しになった。スミマセン
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by takigoyama | 2005-06-03 13:57 | 覚え書き | Trackback | Comments(0)

地図

小河内の鉱泉宿で、【東京市の水道局に奉職しているらしき人に】秩父、甲州の
山脈が細かく記入された手製地図を見せられた田部重治と中村清太郎は
雲取山の西の大洞山が飛竜山となっているのに驚いている(わが山旅五十年)

1996年2月平凡社 明治四十五年三月末で始まる。甲州丹波山の滞在と
大黒茂谷(山と渓谷)昭和4年5月第一書房とは同一著作ながらいささか内容
が違う、地図の件は不思議なことに前者には見られない、さらにこれより前に

{日本アルプスと秩父巡礼:大正八年六月}のオリジナル版がある。編集の都合
でこうなったのかは原本は未見でわからない(登った後数年後に書かれている)
地図の著作者は田島勝太郎氏 山行記大正15年7月の付録より

木暮理太郎と田島勝太郎は面識があったが、小河内の鉱泉宿で地図を見せた
人が田島勝太郎だったらと想像するとワクワクするが、どうなんでしょうか
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by takigoyama | 2005-06-02 23:45 | 覚え書き | Trackback | Comments(0)

性転換

モロッコでコレをやった人がいました。花の中には器用な連中がいる。キキヨウ科の
【ミゾカクシ】は、画像左おしべ5本が、葯の部分で合生して一つのヒゲ状になる。
中これを押すと中から花粉が出てきます(雄性期と言います)花粉が無くなると右

筒状の管を破りめしべがでてきて柱頭が目立つようになります。(雌性期)
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柱頭を昆虫などに擦られると、うぅ~ンもう我慢できなわと受精状態になります。
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    メデタク結びの神が媒介してくれるとこのような群落をつくります。       
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ボケをかます、て~言っても今日はいつも私じゃない、キャノン100ミリマクロに
焦点距離を短くする小物をカマシテ、撮影したのがコレ、前ボケ後ボケ自由自在
上の画像はコンデジだからカメラまかせ、でもこいつもいい奴です。まず軽い
暗い場所でもソコソコに写ります。名前の解らない花の同定には助かります。

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by takigoyama | 2005-06-01 17:11 | 自然 | Trackback | Comments(0)