山旅新コ-ス:大霧山
逆光に人物が黒つぶれで銀嶺の浅間山に露出が合った写真は10年前コンタックス(GI)
リバ-サルフイルムでした。今は眼デジでお手軽に撮っていても現像代は無駄な投資
ではなかったと思えるようなりましたしかし。RWAだと露出のコントロ-ルは自在です。
少しづつ雲が切れて近くは前橋群馬県庁のノッポビルに鼻曲山からそれと分かる平頂の
荒船山、榛名山塊や赤城や日光方面は薄ぼんやりと両神山と特異な双子山の奥には
お椀をふせたような蓼科山も八ヶ岳の雄赤岳までもスツキリとはいかないが目視できた。
台風一過でもキリリと冷え込んだ冬空でもないのにわりと展望が利き同定を楽しめた。
さてタイトルの山旅新コ-スは体育評論社から昭和15年に出版された東京付近の
ガイド本です。一日二日山の旅大正12年:河田楨著にはまだ私鉄沿線の山は紹介されていません、池袋-寄居1927年(大正11年7月)前線開業してからも寄居方面
ではわずか「ハイキング」昭和11年茂木慎雄著に吉見百穴・鉢形城址が紹介されている
日を浴びた笠山は天に吸わせる巨大な乳房 尾崎喜八 昭和17年
だけ。「東京付近山の旅」昭和9年朋文堂にも奥武蔵として取り上げられているのは武蔵野電車沿線で東武鉄道の山はまだ黎明期で徒歩旅行雑誌ハイキング秩父:奥多摩46
(昭和11年4月)に未踏地研究として大霧山が紹介されています。表舞台に登場するのは
タイトル本、岩根常太郎著なのは東武鉄道がハイキング客招致に力を入れなかったのか?
さてこちらが問題エゴマなのかレモンエゴマなのか
エゴマ 萼は果時に長さ1センチほど
レモンエゴマ 〃 6~8ミリ 日本の野草山と渓谷社
レモンエゴマ 葉身基部には鋸葉がなく、広いくさび形である
エゴマ 花冠は白色で稀に淡紅紫色を帯びる 神奈川県植物誌
エゴマ 白い毛がある 学生版 原色牧野日本植物図鑑
レモンエゴマ 萼は毛が多く 山に咲く花 山と渓谷社
エゴマとシソは容易に交雑が起きてさまざまな形態がのものが存在するため、
厳密な定義が難しとしている 神県誌
農産物販売所のおばさんのこのあたりエゴマを栽培していたかと尋ねたところあまり
作っていないとのお答 畑から脱走したエゴマとも考えられずレモンの匂いも感じなかった
レモンエゴマかな
ヒヨドリジョウゴ
お昼は野菜炒めから寒くなるとウドンに変わる
ミツバベンケイソウ
今週のお猫様
店番猫 この手の店があると御婦人方は立ち止まり小生の荷が増える 10月6日歩く
by takigoyama | 2007-10-08 21:39 | ハイキング | Trackback | Comments(2)