二匹の竜
塩山駅前に風呂はないけど寝具 冷蔵庫 湯沸かしポット コンビニ近の優良物件
がある。宿泊料はタクシ-運賃で相殺される。前泊して三ノ瀬に向かう、気を揉んだ
天気も崩れる心配はなさそうだ、1日に山開きをすませた南面の富士は雪が消えて
ボタ山のように黒いシルエットを見せている。青梅街道を東に走り一之瀬林道から
三ノ瀬まで、約50分9140円といくが人数が纏まれば負担にはならないだろう
体調不良で2日間も、アルコ-ル含有飲料水を控える「為体」大常木だとか竜喰
と聞けば、田島勝太郎ワ-ルドの2戦目は外せない(回復と共に酒の飲めない
体になったらどうしよう、心配していたが杞憂に終わりアルコ-ルと相思相愛の仲
には変わりがなかった)愛想のない山羊に、見送られることもなく牛王平院を目指す
スパッツも入らないような、よく手入れされた七ッ石尾根は病み上がりには優しい
高丸戸尾根からの道が合わさると程なく牛王平院についた。この時間じゃ待ち人
現れず「人」なし写真は致し方ない前回(秋)も良かったけど緑の季節も良いところだ
将監峠から本番が始まる。水源巡視路を、見送り笹の海に踏み込む、密藪ながら
膝上から腰までの笹では苦にならない、これが奥多摩ヤケト尾根並の背丈を越す
笹だったらタイムオ-バ-だろうひと登りで1883mの標高点につくここからしばし
黒富士を見ながらの長旅となる。三角点が無ければ通り過ぎてしまいそうな竜喰山
は今年初の2000m越え山だった、花殻を残したシャクナゲが続くしかし、この花園
を何人が楽しんだんだろう、1962mの大常木山 も水道局の石標があるだけの
控えめな佇まいだった。直ぐ先から地形図に現れないミニ岩峰が続く、所々にあった
赤テ-プもここで消えて、不安を倍増させる。右往左往して進路を探索するが
ヤセ尾根には、巻き道も見当たらない、無理をせずに等高線2本チョイも下れば
安全な道が走っている。小尾根を笹に掴まりながら、ズルズルと滑り落ちるように下
ると、ふいに巡視路が見えたときは正直、道があると分かっていてもホットしました。
大常木谷も見られたし下の道も悪くはない、大ダルからもう一匹の竜を目指して
尾根通しで笹の中に復帰する。これまで為りを潜めていた。虫の襲来を受ける。隙
さえあれば口の中まで飛び込んできような勢いだ。どんな虫除けよりコレ、薄荷の
スプレ-が効果絶大、ピタリと寄りつかなくなる。疲れた身には気付け薬になる
優れ物です。奥秩父の苔の中から生まれ出るラン科の花を所望したが、2週連続
とは、誰とは言いませんが(*^^)v奥多摩の第一人者が許してくれないかも
オサバグサで手を打ってみたとカラ元気でつぶやいても、このお花様にもそうは
お目もじには掛かれない奥多摩の山が見えてもここは2069.1mの飛竜山625m
の丹波までは1400mのうんざりするほどの長い下りがある。地形図を丹波に
変えて、最終バスに間に合うように急ぐ熊倉山から美しいブナ林が続くが浸る
余裕はない、サオラ峠に着き、時間との戦いに決着が付きのんびりと丹波に向かう
日帰りで奥多摩から飛竜山の訪問も埼玉からでは骨が折れるが三ノ瀬6:00
1270mまで上がれば二匹の竜を、捉えられる 17年7月2日歩く
by takigoyama | 2005-07-04 12:06 | ハイキング | Trackback | Comments(7)
虫除け僕も使ってみます。
こんな感じでtakigoyamaさんの足跡を見られたのが、初めてでちょっと嬉しかったです。
ハッカ油・・・私も愛用してます。北見のヤツ。
この辺りではこりで充分ですけど、北の方でアブ避けとなるとちょっとヒリヒリしすぎかもですね(笑)(^^)
お導きです。というかいつまでも某K氏の後追い山行には甘えられない
気分があるかなしかS氏に聞いてみないとわかりませんが、私は
人は生きてる限りサ-ビス業と思っています。少しは、世間様を
くすぐりたい(*^^)v今年松代で喰ったジンギスカンはうまかった
食肉用なのか、飲用なのか行く末が案じられる
2週連続はダメでしたか~?^^; 第1人者?とは他人事ながら遠慮なんかすることですよ、どんどん見つけてくださいな~
禿岩下部はかなり有望な場所なんですが、今回は大ダルから藪入りだったのですね。
でも今年は出会う機会多いですね。
先週も峠の茶屋のすぐ先の目立つところで、おいおいこんな所に咲いていていいのかよ~、こちらが困惑するくらい、堂々と蜘蛛さんが咲いていました。
太陽がでてきた、明日は大蔵高丸が楽しみだ、蘭チャンに会えるかな