古本ハイキング:奥武蔵/丸山

河岸段丘のステップに作られた芦ヶ久保駅を10mほど下り谷底のような国道299号線を赤谷(あかいや)
「日地出版奥武蔵のルビを引用」の登山口に向かう道すがらの標識にある土石流が急峻の地形を物語る。
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               寒さを強調して色温度4850に現像したが、見た目の寒色もこのような感じ
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  時代も意匠違う馬頭観音が一箇所にあるのは新国道改修に際して旧国道にあったのを移設したため
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                                      刈場坂峠が無い
 
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                               奥武蔵 新編登山地図帳 山と渓谷社 昭和26年5月
  西武秩父線の終着駅が吾野だった頃は吾野-秩父間がバス走っていた。戦前や戦後のガイドには
            吾野駅-子ノ神戸でバスを降りて丸山へは刈場坂経由で登ってる。
その生き残りと言える。西武秩父←→松枝を走るバスを捕まえたのは2012年1月カバ岳を下った中井橋だった。
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車道を一時ばかり歩いて山道に入る。今日は両神山がよく見える。この天気なら展望台からの眺めは期待できる。
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                    井戸沢ノ入を高捲く細道に置かれた、馬頭観音は安永時代のままでしょう
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明るく開けた所に出ると朽ちた牧柵の見られる大野峠(853米)に達する。ハイキングクラブ著 奥武蔵
昭和15年著者は坂倉登紀子さん 「昭和7年(秩父)五万分一地形図には標高が入っています。」
昭和37年の東京周辺の山々でもそこは馬頭観音の立つ芝草におおわれた大野峠である。丸山の北面に
   第三ゲレンデがあった頃は春秋の草花が楽しめたでしょうね あぁそんな時代を体験したいね
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昭和26年か流行歌をググッテ見たら憧れは馬車に乗って 菅原都々子、高原の駅よさようなら 小畑実 憧れの
郵便馬車 岡本敦郎 時代が出ていますね 背広を着ていなくても髪型とYシャツ姿が会社員風 女性もセ-タ-と
                   スカ-トのようないでたちに出会い系峠の怪しい雰囲気が漂っている。泣く~
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大野峠の木段を登って目の前には堂平山、笹山、ふたコブの筑波山や上州の山並みが望めるパラグライダ-
   発射場これから雑木林が続く丸山までの防火対帯の道が天も開けて気分が良い、山歩きができる。
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今朝きた新聞に書いてある「トレラン人気が招く山中での一発即発」声を掛けて徐行するみなさんでした。
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                丸山は天気に恵まれるね 午後の陽射しでも両神 浅間 奥多摩と展望が利く
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                                                          ボタンヅル
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通行止めの林道に設置された2基の「ベンチは出会いのテラス」は受け狙いなのか県民の一人として担当者
                                                        の話が聞きたい
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                             右は芦ヶ久保駅が無い時代ル-トの二反沢-米-横瀬駅
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                                        アオハダ 落葉図鑑 文一出版 1992年
                      お後は甲仁田山の電波塔を見ながら芦ヶ久保へ向かう 12月1日歩く



 






                                              
             


                                    
        

by takigoyama | 2013-12-02 22:42 | ハイキング | Trackback | Comments(0)