奥武蔵
丹沢・奥多摩に比べて『奥武蔵』の纏まったガイドは少ない昭和15年10月発行
ハイキング・ペンクラブ(小林玻璃三著) 同書に武甲山の東西南北計13コ-ス
が紹介されている。古くは大正12年一日二日山の旅に生川~武甲山~影森
の紀行文がある(現在は消滅した北西に下っている)昭和9年のガイドでも
妻坂峠からのコ-スが有るのみでバリエ-ションは見当たらない、戦後の
山と渓谷社刊【奥武蔵】は武甲山北面の岩登りのル-トに力が入っているが
尾根歩きは一般コ-スのみである。鍾乳洞から橋立川に下り対岸の尾根に
這い上がり独標1064m峰(現1055m)経由子持山より左折する。路形も
殆どなくボサがひどいから山馴れた人をリ-ダ-とする以外は入らぬがよい
とある。アカヤシオを求めて65年後に後輩が子持山まで同ル-トを登る
1055m峰 アカヤシオ
by takigoyama | 2005-05-09 17:54 | 本 | Trackback | Comments(0)