スミレの咲く頃:その8
ミドリフジスミレ→ミヤマスミレに訂正(5月11日)
ヒナスミレと似ていますが、葉がメタボ気味でホッソリとスタイルの良いヒナスミレと違います。
葉だけでは フイリフモトスミレフイリフジスミレフイリヒメミヤマスミレなのかわかりません
コウモリみたいにあっちにフラフラこっちにフラフラと腰が据わらないのはスミレ難しさです。
狙いこちら08年5月24日の野岩鉄道沿いの山で見た斑入りタイプでした。同じ山域ならあると
探しても山中では見られずに長い林道歩きでようやく葉が泥汚れした2株を見ただけでした。
日光から足尾山地あたりだけに生育する。分布の限られたスミレである。沢沿いや落葉樹に
生える。(いがりまさしさん:日本のスミレ)願えば叶う+見逃さないように目配りも大事だね
もうひとつ見逃さなかったのはイワネコノメ ミチノクネコノメソウ ニッコウネコノメ赤シベ三兄弟の陸奥さん 林道に降りて身支度を整えていつものようにお宝ないかと周囲に視線向けると
想定も妄想もしえなかったそこだけにあったミチノクネコノメウが応えてくれました。アリガトネ
初見の陸奥に三者を横並べにすると違いますね、説明は難しいけど鋸葉は一目瞭然
花期に根生葉が残っていますが、チシマネコノメソウとの違いはわかりません
背筋(葉)をピ-ンと花より高く伸ばした姿は牧野菫三姉妹
一族郎党そろい踏み 斑入りもほしい
ヒメイチゲは徒党を組まずひっそりと目立たぬよう咲いている。
ショウジョウバカマは乾いた尾根より雪溜まりが残る。保水力がある日蔭でよく見られる。
青空北国タムシバ咲くでは語呂が悪い、里や丘ではコブシでしょうが、控え目なタムシバも良い
ネコノメソウ
ツボスミレ(ムラサキコマノツメ)
北なら残り花のイワウチワを見られると想定していたけどゲップが出るほどてんこ盛りに鉄五郎新道のイワウチワ情報に指をくわえて見ていただけに溜飲が下がった。
スタ-トは野岩鉄道中三依温泉 目的の山芝草山を眺める。
次の橋が登山口 巡視路を33号鉄塔に向かう
ウグイスはケキョケキョとまだまだ稽古不足 高度があがれば握りしめた葉はまだ展開していない
お助けロ-プで尾根に上がるとブナや落葉樹の明るい道が山頂まで続きます。
狭い山頂にはリョウブに傷つけてくぎ打ちの山名板を含めて6枚
来た道を戻るのはロ-プがちょっと怖い1310mの鞍部は一般ハイカ-は避けたおいた方が
無難の情報もあったがロ-プより怖くはないだろうと北口登山道に向かいます。踏み込むと
植生が一変する熊笹シャクナゲに針葉樹の香と暗い森となって山深くなり奥秩父風になる
林道終点の栃木側太郎岳(荒海山)登山道は近年開かれた。林道歩きは長いが日帰りは可能
駅前付近ではアルコ-ル調達はできないが鬼怒川温泉駅の停車時間ならOK
福島県近くに遠足すると山も花も違い満足 5月4日歩く
by takigoyama | 2009-05-05 10:08 | ハイキング | Trackback | Comments(0)